株式会社andが現在、初期段階の設計から取り組んでいるテナント工事のプロジェクトをご紹介します。今回は富山市上袋エリアに新規オープン予定のフラワーショップ。

当社が行う設計は、まずお客様への念密なヒアリングをもとに検討されますが、ここでお聞きするお客様からのご要望やアイディアは本当に多種多様です。今回、落ち着いた雰囲気のショップオーナーからいただいたメモの一部には、「つい足が向いてしまう、不思議な魅力のあるお店になりたい」という言葉が書かれていました。こうした想いをきちんと形にできるよう、andのメンバーが一丸となり、打ち合わせを重ね、お客様と一緒にイメージを創り込みます。

〜フラワーショップ　オーナーのメモに書かれた一文〜

フラワーショップは店舗のつくりとして特徴的なのが、水や照明、気温など気をつけなければならない要素が複数あることです。生花を取り扱う際に水を多く使うことや、花や茎が散らばることを考慮して、床は清掃がしやすい素材である必要があります。今回の工事では元々、床は塩ビシート素材だったものを一度剥がし、オーナー様の希望でもあるコンクリート床に既存の状態を活かして仕上げ、問題のない状態にしています。

道路に面した大きな窓からは適度な日が差し込み、大きなテーブルに並べられた花の数々がお客様を迎えます。天井には照明や植物を吊すことができるダクトレールを設置し、フロアのテーブルに並べられたお花に様々な角度から光が当てられるようになっています。機能面では、作業台のすぐ傍に包装紙やビニールのロールを設置し、お花の作業がしやすいレイアウトにしています。

今回のフラワーショップは１月に完成を予定しています。店舗の完成時にもレポートしますので、お楽しみに。

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